「…くしゅんっ!」





(やっば〜…熱出てきたかも…)
くのいちは鼻をすすり、額に手を当てた。武田軍は今日、川中島にて宿敵・上杉軍に勝利した。今、勝利と疲れに見舞われながら、兵士達は信玄の居城・躑躅館つつじのやかたへ戻る道中であった。くのいちは軽い身のこなしで木から木へと跳び移っていた。
(あ〜あ、嬉しそうな顔しちゃってまあ…)
くのいちは眼下に見える騎馬隊の中心にいる主人を見やった。その顔は誰が見ても分かるように、誇らしげで喜びに満ちていた。隣にいる信玄も同じように微笑んでいたが、幸村の顔の方が目に見えて嬉しそうなのは一目瞭然だった。そこはやはり、普段から笑っている者とそうでない者との違いが出ていた。くのいちは少し口の端を上げて微笑む。
(隙だらけ、って感じね)
くのいちは心の中でそう呟くと、素早く辺りに目をやった。戦帰りの疲れた兵士を狙うには、ぴったりの山道であった。いつ何時、敵が襲ってくるかわからない。上杉軍か、野武士か。まあ、あの謙信がそんなことをするわけがないが、しかし用心は用心だ。くのいちはぐるりと周りを見渡し、また軽やかな動作で枝から枝へと跳んだ。ふと、くのいちの隣についてくるように人影が現れた。十勇士の一人、猿飛佐助であった。
「よう、お疲れ」
気軽に声をかけてくる同僚にくのいちも笑顔で返した。
「そちらこそ、お疲れさま」
くのいちは敬礼でもするかのように頭をぺこりと下げる。佐助はそれに会釈すると、一瞬前を向いてそういえばとくのいちの方を振り返った。
「さっきお館様が言ってたんだけど、今夜はみんなで勝利の祝宴だってさ」
「えっ、ほんと?」
「ほんとほんと。また呑み比べしような」
佐助は楽しそうに声を立てて笑った。くのいちもつられて唇の端が吊り上がる。同時に、頭に鋭い痛みが走った。だが、くのいちは軽く頭に手をやると、佐助に向かってにっこりと微笑んだ。
「またあたしが勝っちゃうかもよん」
くのいちの一瞬の動作に気が付かなかったのか、佐助もくのいちに笑顔を返した。
「いいや、今夜は俺が勝つね」
自慢げに言葉を吐くと、佐助は足を速めてくのいちより数本前の枝へと跳び移っていった。
「先に行って、敵が待ち伏せてないか見てくる。そっちはそっちで、引き続きよろしくな」
佐助は頭だけで振り向くと、すぐさま姿を消した。くのいちは軽く手を振ると、ふうと溜め息をついた。
(あ〜あ、どうしてこういうときに限って風邪ひいちゃうかなあ)
くのいちはぶすっと口を尖らせた。戦のあとの宴。それは、兵を労る信玄らしさが実によく出ている武田軍の習慣であった。結構な酒好きであるくのいちはこの宴が大好きだった。口を尖らせずにはいられない。くのいちは再び大きな溜め息をついた。視界の隅に主君である幸村の姿が映る。また、笑っている。しあわせそうに、うれしそうに。幸村とて今夜の祝宴を楽しみにしているだろう。くのいちは幸村をしばらく遠目で眺めると、思い切ったように勢いよく伸びをした。
(ま、何とかなるでしょ)




「皆の者、今日はよく頑張った。疲れは置いて、今宵は思う存分楽しむがいい」
「よっしゃー!」
「呑むぞコラー!」
信玄が言うと、待ってましたとばかりに皆杯を手にした。目の前に綺麗に並ばれた膳を、ぐちゃぐちゃにする勢いでかっ込んでいく。くのいちがひょい、と信玄の隣に座る。
「ほらほら〜、お館様も飲んで飲んで♪」
「おお、すまんな」
信玄がこぼれそうになった酒をおっとっとと支えて飲む。ごくり、と喉を鳴らすと信玄は満足げにくのいちを振り返る。
「おお、やっぱり若い娘に注いでもらうと違うのう」
「やだなあ、お館様。誉めても何も出ませんよ?」
くのいちは言いつつも、顔は笑っていた。
「あ、あたしもっとお酒持ってきますね」
くのいちがそう言って立ち上がると、目の前に幸村が立ちふさがった。くのいちが不思議そうに首をかしげる。
「何です? 幸村様」
くのいちが訊ねると、幸村は返事もせずにくのいちを見つめた。そして、くのいちの額にぽん、と手をやった。
「…てへ…」
くのいちの目が思わず宙を泳ぐ。幸村は自分の額にも同じように手をやった。くのいちをじろりと見る。
「馬鹿者」
幸村が言うと、くのいちがええ、と心外そうに眉間にしわを寄せた。
「…なっ…ば、馬鹿って何ですか!?」
「うるさい」
いきなりの言葉に納得のいかないくのいちに構わず、幸村はひょいっとくのいちを肩に担いだ。くのいちが「ひゃあッ!」と声を上げる。
「ちょ、ちょっと、おろして下さい! 何やってるんですか!」
「それはこちらの台詞だ」
肩の上で暴れるくのいちの非難を全く聞き入れず、幸村はくのいちを肩に担いだまま信玄を振り返った。
「お館様。申し訳ございませんが、今夜の祝宴は遠慮させて頂きます。この無礼は、またの機会に」
「なっ、幸村様! 何言ってるんですか! あたしはだいじょ…」
「それでは、失礼致します」
くのいちの台詞を途中で遮ると、幸村は信玄に一礼して、突然のことに呆然としている兵士達をかきわけて歩いていった。幸村が出て行くと、ざわざわと人の波が起きた。
「何だ何だ?」
「何か、くのいちちゃん、熱があったようだ」
「本当か? 全然気付かなかったぞ」
「俺も俺も」
「元気そうだったもんなあ」
「幸村様、よく気付いたよな」
ざわめきが広がる中で、信玄はふっと溜め息をついた。あの二人が、何か一つ行動するだけでこの騒ぎ。
「仲がいいのも、考えもんじゃのう」
信玄は微笑むと、己の杯に酒を注いだ。




幸村ががらりと部屋の襖を開けると、そこには二人の女官がいた。
「ゆ、幸村様?」
「い、いかがなされました?」
二人は慌てて姿勢を正して幸村の方を向く。驚くのも無理はない、何しろ今は宴の真っ只中である。部屋の主が帰ってくることなど、まず、ない。幸村は、そんな二人の女官の様子など全く気にかけてないようだ。
「床は、もう敷き終わったか?」
「は、はい」
「い、今終わったところでございます」
二人がおどおどとして返事をする。どうやら、布団を敷きにきただけだったらしい。女官の二人は立ち上がると、幸村の隣を通って廊下に出た。幸村が女官を振り返る。
「ご苦労であった、二人とも、今日はもう休んでよいぞ」
「「は、はい」」
女官は声をぴったりと合わせて返事した。幸村が入ってきてからというもの、二人の女官はずっとこの調子だ。女官が襖を閉めかけ、顔を半分隠すようにして幸村に話しかけた。
「あ、あのう…」
「何だ?」
幸村が不思議そうに振り向くと、女官は少しためらいつつも、幸村に言った。
「ま、枕は一つで宜しいのでしょうか…?」
女官が訊くと、幸村は訝しげに首をかしげた。
「何故だ?」
幸村のその反応に、女官は慌てて両手をぶんぶんと胸の前で大きく振った。
「い、いえ! 失礼致しました!」
女官は大きく礼をすると、ぱたぱたと早足で廊下を駆けていった。もう一人の女官も、「余分な口出しを致しまして」と一礼すると襖を閉めて出て行った。幸村は二人の女官が去ると、再び首をかしげた。
「一体、何だというのだ?」
「…幸村様って…ほんっとに鈍いですね…」
くのいちがげんなりとしながら言う。くのいちは、まだ幸村の肩に担がれたままだった。幸村はひょい、とくのいちを布団の上に下ろした。くのいちが深く溜め息をつく。
「今の二人、絶対勘違いしてますよ」
「だから、何のことだ?」
幸村はわけがわからない、とむっとした表情で返した。そんな幸村は放っておいて、くのいちはごろりと床に横になった。
「まったく…勝手に連れ出して。今夜は佐助と勝負の約束してたのにー」
「何を言うか、こんなに熱があるのに黙っておいて」
幸村がひょい、とくのいちの額に手を当てる。くのいちはかあ、と頬染めたかと思うと、素早く幸村の手を払った。幸村は構わず続ける。
「全く、だからあれほど体を拭けと言っただろう。今日の戦の霧は、霧雨ほど雨に近かったんだぞ」
「でも、幸村様や他の兵士のみんなは拭いてなかったじゃないですかー」
説教に近い語調で言ってくる幸村に、くのいちはむっとして反論した。
「私や他の兵士達は鎧を着ているからまだしも、そなたは薄着の上、腕や腹をそんなに出しているのだぞ。風邪をひくに決まっておろう」
幸村が厳しい声で言うと、くのいちはうっと喉を詰まらせた。確かに、それはその通り。くそう、幸村様にしては頭が回ってんじゃないの。
「とにかく、これに着替えて。今夜はゆっくり休め」
くのいちが黙っているのをいいことに、幸村はさっと浴衣をくのいちに差し出した。くのいちは受け取って、顔を怪訝そうに歪める。
「ええ? 嫌ですよ! だってこれ、幸村様の寝間着じゃないですか! やめて下さい、男くさいじゃないですか!」
「そんなことを言っても、ここには女物はない。おまけに私はそなたの部屋を知らないから、そこへ連れていくことも、そこから寝間着を取ってくることも出来ない」
幸村はだから、と続けてくのいちに浴衣を押し付ける。
「大人しくこれを着て、寝ろ」
ぐいぐいと浴衣を押し付けてくる幸村にくのいちは何も言えなかった。幸村が頑固なことはよく知っている。ここで受け取らないわけにはいかないだろう。くのいちはぶすっと口を尖らせながら、それを受け取った。
「…わかりました」
くのいちが受け取ると、幸村はよし、と首を縦に振った。幸村が頷くのを見やると、くのいちは浴衣を持って立ち上がった。
「じゃ、幸村様。出てって下さい」
「…何故だ?」
笑顔できっぱり言い渡すくのいちに、幸村は訝しげな表情になった。すると、何か思いついたように顎に手をやった。
「…もしや、そなた私を追い出して、その間に宴会場に戻るつもりではないだろうな。全く、自分の体調をもっと考えて―」
「違いますよ! 着替えるから出てって下さいって言ってるんです!」
くのいちが怒鳴ると、幸村があ、という顔になった。それを見て、くのいちがにやりと笑う。
「そ・れ・と・も、もしかして幸村様、あたしの着替えが見たいんですかあ?」
「なっ…そ、そんなわけがないだろう!! 私を何だと思っている!」
「頑固で戦馬鹿でお館様馬鹿なご主人様だと思ってます」
顔を真っ赤にして憤る幸村の肩を押して、くのいちはもう一方の手で襖を開けた。どん、と幸村を部屋から押し出す。
「覗いちゃ、ダメですよ?」
くのいちは悪戯っぽい笑みを浮かべると、幸村の目の前でぴしゃりと襖を閉じてやった。襖を閉じる瞬間見えた幸村の顔はまだまだ文句を言いたげだったが、くのいちは忘れることにした。襖から離れ、手に持った浴衣を両手で抱える。
「まったくもう…どうして、こういうことするかなあ」
胸に抱いた浴衣を見ながら、くのいちは呟いた。自分は忍びなのだから。くのいちははあと溜め息をついた。幸村はくのいちが着替え終わるまで外で待つつもりだろう。くのいちは大人しく着替えることにした。頭から帽子をとり、身につけた忍び装束を脱ぎ捨てる。女の忍者であるがゆえか、その動作は素早かった。くのいちは幸村が渡された浴衣に腕を通した。着てみると、丈が長すぎて腕が出てこなかった。
「幸村様…大きさ考えてから渡して下さいよ」
くのいちは呆れて呟いた。まあ、丈が短いよりましかもしれない。帯を締めるときに少し裾をたくし上げた。これで、転ばずに済む。くのいちは着ていた服を畳むと、部屋の隅に置いた。と、襖を叩く音が聞こえた。
「終わったか?」
衣擦れの音が絶えたのがわかったのか、幸村が声をかけてきた。くのいちはぱたぱたと走っていって、襖を開けた。
「ダメですよ、幸村様。こっちが終わったって言う前に声をかけちゃ」
「もう終わっていたのだから、別に構わないだろう」
幸村が少しも悪びれてる様子がなかったので、くのいちはぶすっと口を尖らせた。幸村ははた、とくのいちの浴衣に目をやった。
「少し、大きかったようだな」
「…渡す前に気付いて下さい」
くのいちのそれは明らかに大きかった。両手はすっかりと袖に隠れてしまっているのは言わずもがなだ。裾からくのいちの足は見えているものの、たくし上げているのがよくわかった。
「幸村様って、ほんと考えなしですよね」
くのいちは言うと、ごろりと布団に横になった。
「ちゃんと布団をかけて寝ろ。自分の体調がわかっているのか」
幸村の怒号が飛ぶ。くのいちはぶつくさ言いながら、布団をめくって横になった。幸村はそれを見ると、すとんと床に腰を下ろした。
「…ちょっと、幸村様。何してるんです? 早く出てって下さいよ」
「駄目だ。私が見張っていないと、そなたはどこに行くかわからぬ」
幸村が座った理由がわかると、くのいちは跳ね起きた。
「どこにも行きませんよ! この熱でどこに行くっていうんですか!」
「宴会場」
すぱっと幸村に言い切られ、くのいちは口をつぐんだ。そりゃあ、確かに行きたいけど…。
「それに、こんな熱の奴を一人で置いていくわけにはいかないからな」
そっとくのいちの額に手をやって、幸村は真顔で言った。くのいちがかあっと頬染める。
「ほら、顔が赤いぞ」
幸村はそっと肩を押す。くのいちは簡単に布団に倒れ込んだ。自分の額に置かれた手を見て、くのいちはふっと考えた。きっと、この人はあたしが今顔を赤らめたわけ、わかってないんだろうなあ。
「…わかりました。でも、やっぱり出てって下さい」
くのいちが俯いた。幸村が首をかしげる。
「さっきから、出て行かぬと言っているだろう」
不思議そうにする幸村を見て、くのいちは手の甲をそっと額に当てた。
「…忍びは、人に寝顔を見られちゃいけないんですよ」
くのいちが呟いた。両目が手の甲で隠されているせいか、幸村からはくのいちの表情が読めなかった。幸村はくのいちから顔をそらし、頭を上げた。
「…それは、忍びの掟か?」
「…はい」
くのいちが答えると、幸村は黙った。出て行くのだろうか、とくのいちが思ったとき、幸村がくのいちの目にかぶせられていた手をどけた。
「そなたは忍びである前に、私の部下だ。だったら、掟よりも私の命令に従え」
突然見た幸村の顔はまっすぐで、その目もまたまっすぐにくのいちを見つめていた。くのいちはそれを見つめ返し、幸村に握られた手を見やった。そして、照れたように顔を赤らめた。
「…はい」

ああ、どうしてこの人は、いつも一番欲しい言葉をくれるんだろう。

くのいちはほんの少し、悔しく感じながら幸村の手を握り返した。と、突然、その場にありえない声が響き渡った。

「ああーーー!! ゆ、幸村様、くのいちちゃんと手繋いでる!!」

間。

「ば、馬鹿!! 声がでけえよ!」
「阿呆! お前もだ!!」
聞き慣れた声が耳に響いて、幸村は素早く部屋の隅に置いてあった槍を手に取った。天井に向かって、突く。
いち、
「う、うわあ!」
にい、
「ひょ、ひょええ!」
さん、
「う、うげえ!」
よん、
「ぐ、ぐえっ!」
三者三様ならぬ、四者四様の悲鳴が聞こえて、天井の板が外れる。どどどど、と一斉に四人の男が振ってきた。幸村が見慣れた男たちを眺めて、怒りを込めて睨みつけている。
「お主たち…何をやっている?」
怒りの形相でこちらを見てくる主に、十勇士四名は慌てて後ずさった。
「い、いえ! 俺たちは別に何も!」は海野六郎。
「そ、そう! 何もしてません!」は霧隠才蔵。
「ただ、幸村様の護衛に、と!」は穴山小助。
全員が目を交し合いながら、続けざまに発言する。で、最後に残った猿飛佐助が叫んだ。

「そう! 別に、幸村様がくのいちちゃんを襲ったりとか、誰も考えてませんって!」

瞬間、誰もが沈黙した。同時に、空気が凍りついた。

「佐助…今、何と言った?」

幸村の怒りに歪んだ顔を見た佐助が、また一歩後ずさる。

「い、いえ! 面白そうだから覗きに行こうとか、誰も考えてませんって!」

氷点下の空気が部屋に、火山の怒りが、幸村に舞い降りた。


「…お主たち、全員そこになおれえ!!!」


一刻たった頃には、十勇士四名は床に座らされ、みな死人の顔になっていた。くのいちはその状況を横目で見ながら、そっと溜め息をついた。佐助の言葉を思い出す。


『別に、幸村様がくのいちちゃんを襲ったりとか、誰も考えてませんって!』


「…そんな幸村様なら、あたしも苦労しないんだけどね」




それは、夢のまた夢。




−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−(2004/08/11)

初・幸くの…! やったよ…初めての王道CPだよ…!(涙)
幸くのは王道CPだと信じて疑いません。というか、もうオフィシャルです。
戦国無双で一番大好きなCPです。二番目は五右衛門×阿国。
あ、政愛と光熙は捏造と妄想がけっこう入っているので抜いてます。
川中島って霧が出たじゃないですかーってネタです。要するに、風邪ネタ。
くのいちが必死に隠してて。幸村しか気付かなかったりすると最高です。
というか、あの最初のミッションは絶対幸くのだと思うのですが。
今回やりたかったものはもう一つ、幸村の浴衣をくのいちに着せること(笑)
絶対、丈合わない! そして袖に腕が隠れるくのいちが書きたくてたまらなかったvv
ボケ幸村、ツッコミ幸村、どっちも好きですが、今回は混ぜてます。
くのいちに対してはややボケ、十勇士に対してはややツッコミな感じで。
うちの十勇士は特に決まってません。ただ、くのいちちゃん親衛隊ってだけです。(ちょい待てや)
だからといって、幸くのの仲を応援してないわけじゃない、という風に出来てます。
あ、ちなみに残りの六人は宴会場にいます。今回はあえて、無双に出てるこの四人だけで。
武田軍は戦が終わるごとに宴を開いてるといいなあ。アットホームな軍(笑)



小説