本作全49話のサブタイトルの解説です。偶に、専門用語に関する解説もあります。
・第1話「KABUTO」
作品タイトルでもある、主役仮面シスターの名こそ、第1話のサブタイトルに相応しいと思います。
尚、第1話では誰も「カブト」とは言いません。
・第2話「CAST OFF」
意味は「脱皮」。
マスクドフォームからシスターフォームへと「脱皮」する、カブトの仮面シスターの象徴的な機能「キャストオフ」が、第2話にて初披露されました。
・第3話「HAG」
ハグとは、欧州の御伽噺に登場する、いわゆる「鬼婆」「魔女」の事。
ワームと語感が似ている事を条件に選びました。サブタイトルにつけたのは、劇中で渚砂(加賀美)が解説しているから。
・第4話「DOPPELGANGER」
既存の人間と全く同じ姿・記憶を得る、ハグの特殊能力「擬態」のドイツ語表記。 本来は、「自分とそっくりの人間を見たら死ぬ」と言う、ドイツの怪談から。
3・4話は、擬態にまつわる話であり、特に「擬態される悲劇」を描いた4話には、この単語がぴったりかと。
・第5話「RENDEZVOUS」
フランス語で「待ち合わせ」「デート」を表す。読みは「ランデブー」。
劇中で静馬(天道)と光莉(ひより)が待ち合わせをしたので。
・第6話「FULL BLOOM」
意味は「満開の花」。
どちらかというと花壇や花園を連想させる言葉。
・第7話「THE BEE」
今回初登場となる第二の仮面シスターの名前から。
・第8話「PERFECT HARMONY」
意味は「完全調和」。
ザビーの資格者である天音(矢車)の信条から。
音楽を連想させる言葉なので、当初は夜々を矢車のポジションに当てようと考えていました。
・第9話「NEW CHOICE」
意味は「新たな資格者」。
天音がザビーの資格を失い、渚砂が二代目ザビーとなった事から。
・第10話「FRIENDSHIP」
意味は「友情」。
劇中に登場した花園語録「「友情」と言う言葉は、友の心が青臭いと書く」から。
この言葉から繋がる言葉が、最終回に登場した事は、正しく米村節ならでは。
・第11話「Drake」
今回初登場となる、仮面シスタードレイクから。
尚、井上敏樹氏が脚本を書いた回は、イニシャルのみ大文字としており、今回はその初の適用回。
・第12話「Ultimate Make Up」
意味は「究極の化粧」。
ドレイク・玉青(大介)の必殺技(?)。
玉青にメイクのスキルが似合うのか?と思いましたが、彼女ほど優秀なら、メイクの究極に至る事は可能でしょう。
・第13話「SECRET COMMMUNICATION」
意味は「内通」。
ストーリーの根幹である、何者かとハグの内通と、内通者を炙り出す為に夜々が立てた作戦に対する、ダブルミーニング。
・第14話「SECOND MOVEMENT」
意味は「(楽曲の)第二章」。
二代目ザビー・夜々(影山)が提唱する、パーフェクトハーモニー「第二章」から。
・第15話「Dr. Hag」
意味は「ハグのお医者さん」。
劇中に登場する、医師に擬態したハグから。
・第16話「White Lie」
直訳して「善意の嘘」。
静馬が渚砂がハグを倒したかのように装った事と、患者を救う為にと擬態を正当化する白アリのハグの言葉に対する、ダブルミーニング。
・第17話「Reminiscence」
意味は「追憶」。
千代(ゴン)の失われた記憶から。
・第18話「Farewell Wind」
意味は「別れの風」。
玉青の象徴は「水」ですが、あえて大介の「風」で。
・第19話「Sasword」
今回初登場となる、四人目の仮面シスター、サソードから。
・第20話「Exorcist」
意味は「悪魔祓い」。
基督教などに於ける、人に憑依した悪魔を祓う聖職者。
サソード=蕾(剣)自身を表していますが、その蕾本人こそ祓われるべき悪魔、という含みがあります。
・第21話「GATACK」
22話に登場する、五人目の仮面シスター、ガタックから。
サブタイトルに仮面シスターの名前が付きながら、その回にその仮面シスターが登場しないのは、この回のみ。
・第22話「NATIVITY」
意味は「誕生」。
ガタックの誕生を意味しますが、後にカブト本編で「ネイティブ」という怪人が登場した時は、筆者だけがビックリしました。
・第23話「SUSPICION」
意味は「疑い」。
光莉が静馬と渚砂に、渚砂が静馬に、水穂(田所)が深雪(三島)に、深雪が海深(陸)抱く疑いから。
・第24話「ASTRAEA X」
アストラエア隕石(カブト本編での、渋谷隕石)が落ちた「アストラエア廃墟(旧アストラエア)」の中枢であり、謎の施設が存在する場所。
・第25話「GATE OF BABYLON」
意味は「バビロンの門」。
PCゲーム「Fate/stay night」に登場する魔法の武器庫「王の財宝(ゲートオブバビロン)」より。
マスクドシスターシステム計画書などが眠るアストラエアXの地下施設へ通じる扉からイメージ。
・第26話「WITCH CHAOS」
意味は「天魔の魔女」。
小説「魔術士オーフェン」シリーズに登場する魔術士・アザリーの二つ名「天魔の魔女(ウィッチ・ケイオス)」より。
言うまでもなく、初の上級ハグ=ウカハグ・草薙真箏(間宮麗奈)の事。
・第27話「Culprit」
意味は「容疑者」。
ハグの策略で、殺人事件の容疑者となった玉青から。
・第28話「Meet Again」
意味は「再会」。
林原めぐみ「Meet again」より。
玉青と千代の再会から。
・第29話「Jeux Interdits」
意味は「禁じられた遊び」。
フランス映画「禁じられた遊び」より。
料理対決と言うお遊びと、瞳(岬)への蕾(=ハグ)の恋心、更に人間とハグという二つの存在に翻弄されるキャラクター達に対する、トリプルミーニング。
・第30話「A Midsummer Night's Dream」
意味は「真夏の夜の夢」。
シェークスピアの「真夏の夜の夢」より。
仮面シスターカブトでは、料理対決に関するエピソードは夢オチの為。
・第31話「HEAT HAZE」
意味は「陽炎」。
光莉の正体であるシシーラハグのモチーフ「蜻蛉(カゲロウ)」との洒落。
・第32話「PRECIOUS」
意味は「喜び」「大切な物」。
静馬にとっての光莉の事。また、カブト32話の後に放映されたスーパーヒーロータイムのコントに、『轟々戦隊ボウケンジャー』の明石暁が登場した事も関係。
・第33話「KICK HOPPER」
今回初登場となる、六人目の仮面シスター、キックホッパーから。
・第34話「FUTURE」
意味は「未来」。
劇中の静馬の台詞「私は既に未来を掴んでいる!」から。
・第35話「PUNCH HOPPER」
今回初登場となる、七人目の仮面シスター、パンチホッパーから。
・第36話「ANDERSEN」
デンマークの童話作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの事。
カブトとガタックに仕込まれた暴走装置を、蒼井海深が「赤い靴」と表現した事から。
・第37話「GAKKOU NO KWAIDAN」
意味は「学校の怪談」(ローマ字表記)。
映画「学校の怪談-GAKKOU NO KWAIDAN-」より。
ストーリーの中心に、絆奈の学校の怪談話がある事から。
・第38話「PERFECT ASTER」
今回初登場となる、九番目のアスターにして合体最終剣、パーフェクトアスターから。
尚、以前の回のサブタイトルに使われている単語を再度使用しているのは、今回と35話「PUNCH HOPPER」のみ。
・第39話「Dark Kabuto」
今回初登場となる、八番目の仮面シスター、ダークカブトから。
・第40話「Der Kongress tanzt」
意味は「会議は踊る」。
ドイツ映画「会議は踊る」より。
原作で「皇帝」の異名を持つ真箏と玉青の悲恋から、ロシア皇帝と街の売り子の淡い恋を描いた映画の題名を起用。
尚、筆者は映画「会議は踊る」を見た事がない。
・第41話「ANTHI CHRIST」
意味は「反救世主」。
人間に化け、将来正体を現して人民を絶望に陥れる悪魔「アンチキリスト」より。
カブト本編の「アンチミミック弾」と似た言葉を捜した結果。
・第22話「AMEN」
意味は「そうあれかし」。
水穂や海深を信じる事にした渚砂の行動から。
・第43話「RECONQUISTA」
意味は「熱狂的再征服」。
要(乃木)率いるハグ軍団のアストラエアZ侵攻、また静馬を倒そうとする擬態静馬の行動から。
・第44話「CRUSADES」
意味は「十字軍」。
43話「RECONQUISTA」に関連した単語を起用。
・第45話「Verwandlung」
意味は「変身」。
カフカの「変身」から。
自らが醜いハグに変身してしまった(戻ってしまった)蕾から。
・第46話「Lille Havfrue」
意味は「人魚姫」。
童話「人魚姫」より。
愛する人の為、自らの命を投げ打った蕾の行動から。
最後、蕾が眠るように永眠する事から、「Sleeping Beauty(眠り姫)」も候補に。
・第47話「ARMAGEDDON」
意味は「最後の大決戦」。
45話にて要が発した単語であると同時に、今回から最終回までが所謂「クライマックス」である為。
・第48話「REBELLION」
意味は「反逆者」。
アストに逆らう静馬、カトリックへの反逆が発覚した海深、海深に下克上した深雪、人類をカトリック化させようとする千妃絽らを示す。
・第49話「ONE WORLD」
意味は「一つの世界」。
吉川晃司「ONE WORLD」(『劇場版仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE』主題歌)より。
予告にて静馬(天道)が発した言葉「私(は世界の中心、世界が在る限り、私(は在る」から。
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